自給自立型菜園【パーマカルチャーガーデン】を、大人数で押しかけ一気に作ってしまうというイベント型ワークショップ「パーマブリッツ」が無事に終了いたしました♪
パーマカルチャーとは持続可能な場をその場にある様々な有形・無形の資源によって作り出すデザイン手法。 そのデザインは食べ物を作る場所、住まい、地域社会、経済、教育、などなど多岐に渡ります。 つまり、自然も人もすり減らさず、この先の未来も含めた豊かに暮らしを考え、それを実践するための技術です。
今回はフォレストガーデンと呼ばれる樹木を中心とした自給自立型ガーデンを、ワークショップによって作成しました。
パーマカルチャーは自給自足のデザインだけでなく、それを可能にするためのコミュニティ(人とのつながり)のデザインも大切にしています。
個人や家族単位で自給自足するのは難しいかもしれませんが、志ある人が繋がり・助け合えるならそれも可能です!
パーマブリッツはパーマカルチャー・ガーデンを作ってもらいたい人。
パーマカルチャーのデザインをしたい人。
パーマカルチャーの技術や考え方を学びたい人。
その人と人をつなぐデザインをしながら同時にパーマカルチャーガーデンを作ってしまうという、パーマカルチャーを全身で体験するためのカゲキ??なワークショップです。
今回、パーマブリッツの作戦地となった場所は浜松市中区で低エネルギー住宅のモデルハウスを建てた地元浜松の工務店さん【桑原建設 http://www.kuwabara-kensetsu.com/】の【マルベリーハウス】。
パーマカルチャーのデザインを始める前にとても大切なのは、そこに住まう人がどのように暮らしたいか?を深く理解していくこと。
作戦の前に、お施主さんの桑原夫妻より、この場所でどのように暮らしていきたいか?この場所がどうなってほしいか? を参加者全員と共有します。
【場】にはそこへつながる人の想い。気持ち。感情。というとても精神的な意味も込められています。
【モノ】ではないものへ意識。
桑原夫妻の暮らしの森・フォレストガーデンのビジョンがこれから始まるワークへの気持ちを高めてくれます。
いざ、作戦スタート!!
パーマブリッツの参加者のみなさんはほとんど初対面の方ばかり。 でも、一つのワークを行ううちにだんだん昔からの知人のように仲が深まっていきます。
共同作業は人をつなげるとっても強力なツール♪
色々な会話の中に、それぞれの経験や、時に人生で得られた深い実りまでが共有されていきます。
そして、今回のワークショップには中部東海地方で活躍するプロの庭師やガーデンデザイナーさんも参加! 直々に指導や【モノ】と【コト】の見方を学べるとっても贅沢なWSとなりました。
m28e の古川さん http://m28e.jp/
Landscipeの服部さん http://landscipe.jp/#works
Life Design Studio +)RAKUの弓削さん http://plus-raku.com/index.htm
さまざまなご指導と技術を惜しみなくギフトとして分け与えていただき本当にありがとうございました。
今回のパーマブリッツのワークショップは前回に続き、このワークショップに関してはすべてお金の支払いを要求されるということがない、
というギフトエコノミー(贈り合い経済)を取り入れています。
今からそう遠くない昔、日本でも【結】と呼ばれる助け合いのコミュニティが存在していました。 家を建てるとき。 畑の作業をするとき。 色々な暮らしの節目を地域の人たちで助け合う(贈り合う)システムです。
すべてが贈りものとして巡り合う空間の中、更に生まれた人のつながり、技術や知識の習得、場の作成のための労働力、デザインをする場所。
それぞれがぞれぞれの必要を満たしながら、多様な食べられたり薬になったりする植物に満たされたフォレストガーデン。
植えられる植物は120種以上 300株以上。
仕上げの作業はまだまだ続きますが、これからこの場所はここを訪れる人々とともに、様々な生き物たちにとっても、オアシスのような場所になることでしょう。
桑原建設&PCT-DesignLabによるモデルハウス&モデルガーデンのオープンは9月頃を予定しております。
皆様是非足をお運びくださいね。
パーマブリッツ・プレゼンツ
PCT-DesignLab http://percultube-garden.jimdo.com/
フォレストガーデン・プロジェクトにご興味がある方はこちら
http://tthamamatsu.net/wg/forestgarden/
(フォレストガーデン・プロジェクト JUN)
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